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Film review

  • 2018年、第40回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)でグランプリに輝いた、京都造形大学の卒業制作として、工藤梨穂監督が同校の仲間と作った作品。その年の様々な映画祭でも受賞を重ね、自主映画という枠を超え、工藤監督と「オーファンズ・ブルース」は最も注目される監督と作品となった。
    海辺の町の路上で古書を売っている若い女性、エマ(村上由規乃)。彼女は、客の注文など、なんでもメモを取り、部屋の壁はそんなメモで覆われている。ある日、彼女は幼馴染みのヤンから手紙を受け取り、彼を訪ねるが、...

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  • 本作は、2012年、初監督作『飛び火』がぴあフィルムフェスティバルに入選した永山正史監督の、いわゆる自主映画である。
    数年前に妻を交通事故で亡くしたサラリーマンの次郎(木村知貴)は中学生の息子・登(諏訪瑞樹)と暮らしている。次郎は社会の秩序・常識に縛られ、妻の事故を仕方なかった事、加害者への怒りを心の中に仕舞い込み、ペットの亀に癒しを求めていた。登はそんな父親が疎ましく、全てに反抗した。そこへ、次郎の兄、新太郎(川瀬陽太)は婚約者(湯船すぴか)を連れて現れ、...

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  • 群馬県の伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞2012で大賞に選ばれた脚本を映画化した飯塚俊光監督の長編デビュー作。2014年PFFアワードでエンタテインメント賞を受賞している。
    内向的で落語の本を読み耽り、友人もいない高校生の古賀(清水尚弥)は、クラスを仕切る女子の青木と大柄な本田のイジメの的になっている。そんな古賀をかばった副島裕子(村上穂乃佳)も標的にされ、二人は学級委員に選ばれる。副島は不登校になり、古賀は担任から託されたプリントを彼女に届けるうちに心を通わせ、...

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