ご利用者の声 No.003

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合同会社ナミノリプロ
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代表 増原譲子 様
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  • フィルミネーションをつかって良かったところ。

    映画を作ってみたものの、海外にどのように売り込んでいけばいいのかと思っていたところ、知人の紹介からフィルミネーションの存在を知り、渡りに船だと思って作品を登録してみることにしました。画面上で登録を完了するとすぐに連絡がきて、また、すぐに成約となり、そのスピード感に驚きました。一度登録すると、オンライン上で営業していることになるので、1年以上経過した今も、フィルミネーションが新たに開拓されてきた販売先をご提案いただいたりしています。今回、ドイツ語の字幕の作成もフォローしていただき、作品の可能性を広げてもらってありがたく思っています。

  • フィルミネーションに今後期待すること。

    引き続き販路を拡げて、いろいろな国の人に作品を見てもらうきっかけを作っていただけたらと思っています。

販売作品

こどもが映画をつくるとき

©合同会社ナミノリプロ

こどもが映画をつくるとき / 合同会社ナミノリプロ
こどもたちによる、こどもたちのための映画づくりを撮影したこのドキュメンタリーはコロナ禍だからこそ生まれた企画でした。 2020年のはじめに、宮崎の方から宮崎で映画を撮りませんかと声をかけていただいたのですが、コロナ禍では、私たちは小さなショートムービーを作ることさえ躊躇していました。どんなに小さな映画でも多くのスタッフを必要とし、ロケハンやシナハンなしで慣れない土地で映画をつくることは難しかったからです。 そこで、当時、宮崎県は東京に比べて感染があまり広がっていなかったこともあり、こどもたちの映画教室を開いてもらうことを思いつきました。こども映画教室は3日間のワークショップですし、こどもたちが映画を作る様子を撮影すれば、スタッフは必要最小限で臨むことができます。 ワークショップの最初はいろいろとおぼつかなかったこどもたちも、最終日には、映画を作るのもみんなと一緒にいるのも慣れてきて、機材のセッティングも自然にできるようになっていきました。また、撮影に協力的じゃなかった子も、カメラが回ると足音を出さないようにしなきゃとソロソロと歩きだしたり、こどもたちの中心に撮影があるようになっていきました。また、将来はユーチューバーになることを夢見ていた子が、編集をしながら、「映画をつくるのって楽しい」という言葉を漏らすようになります。 それぞれ個性的なこどもたちと映画との関わりを追いながら、映画を作る行為そのものが、人間関係を生み、葛藤をもたらす。それでも映画は続いていく、という事実が、撮影する私たちにとってもとても考えさせられるものになりました。このドキュメンタリーを見る人は、こどもたちと一緒になって映画をつくっているような気持になるでしょう。