フィルミネーション、ドバイのエミレーツ航空に
中濱宏介監督『B/B』を機内エンターテインメントとして提供
日本初、唯一のサービス(※1)として日本映画・映像専門の海外向けオンラインマーケットを展開するフィルミネーション株式会社(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:金丸洋明、以下フィルミネーション)は、ドバイを拠点とする航空会社のエミレーツ航空に中濱宏介監督『B/B』を提供いたします。
エミレーツ航空は、グローバル・ハブ空港であるドバイから世界各地に就航しており、6大陸のすべてで受賞歴を持つ航空会社です。独自の機内エンターテインメントシステム『ice』では4500を超えるチャンネルで映画やテレビ番組、音楽やゲームを提供しています。
2023年11月より『ice』で配信される『B/B』は、 担当大臣の汚職による東京オリンピック中止と新興宗教による毒ガス散布未遂という 2つの大事件が起きた2020年の架空の日本を舞台とし、 解離性同一性障害を患う女子高校生の主人公を中心に、「誰も幸せになれない結末」へと辿り着くという内容で、中濱監督は『ラブ&ポップ』×『ソーシャル・ネットワーク』IN『化物語』とPRされています。
また、本作品は、新人監督の登竜門とされる第16回田辺・弁慶映画祭、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭などの映画祭の最終選考にノミネートされております。昨年の11月には、田辺・弁慶映画祭セレクション2022にて初の劇場公開を行いました。
調査会社のFORTUNE BUSINESS INSIGHTSによると、機内エンターテインメント・コネクティビティ(IFEC)の市場規模は2027年までに約8764億円に達すると予測されており、豊富な映画コンテンツを保有する日本の映画会社および映画製作者にとって有望な展開先となっています。フィルミネーションは、今後も魅力ある日本映画の発掘と海外展開の支援によって、日本の映画産業発展に貢献してまいります。
配信作品
中濱宏介監督『B/B』(2023年11月より配信予定)
東京オリンピック中止と新興宗教による毒ガス散布未遂事件、二つの大事件の影で起こったコンビニ経営者惨殺事件、通称「イカロス」。被害者の息子士郎と交流のあった紗凪は、刑事から取り調べを受けることになる。解離性同一性障害を患う彼女と彼女の中に存在する人格たちは回想を始めていく。大阪アジアン映画祭2021ではJAPAN CUTS Award、北米最大の日本映画祭JAPAN CUTSではSpecial mentionを受賞。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭、京都国際映画祭にノミネートされた他、第15回田辺弁慶映画祭では俳優賞を受賞した。
『B/B』予告編: https://youtu.be/ApPuHTGYr6I?si=x6oZwec2ohGLhPqX
フィルミネーション株式会社について
フィルミネーションは、テクノロジーカンパニーです。「日本映画にひかりをあてる」ことをコンセプトに、日本映画・映像専門の海外向けオンラインマーケットを展開しています。日本初、唯一のサービスとして2020年よりスタートし、2023年6月末時点でバイヤー登録する海外バイヤーアカウントは 150を数え、また登録ライセンサーは300を突破し、販売作品数が350作品を越えました。これにより、『フィルミネーション』上で購入された日本映画の海外における総視聴者数はのべ1600万人にのぼります。2022年7月には日本のインディーズ映画を世界に向けて販売するビジネスモデルが評価され、クールジャパン・マッチングアワード2022において準グランプリを受賞いたしました。
エミレーツ航空 概要