フィルミネーション、LGBTQコンテンツ専門VODサービスDekkooにテレビ朝日制作のドラマ『おっさんずラブ』を提供
日本初、唯一のサービス(※1)として日本映画・映像専門の海外向けオンラインマーケットを展開するフィルミネーション株式会社(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:金丸洋明、以下フィルミネーション)は、テレビ朝日制作のドラマ『おっさんずラブ』を提供いたしました。
Dekkooは、LGBTQの中でもゲイ作品に特化したVODサービスで、自社プラットフォーム以外にも、iTunes・Google Play・AppleTV・Amazon FireTV・Rokuといったアプリ上で、世界中から視聴が可能です。アメリカ・イギリスでは、Amazon Primeでの配信も行っています。
『おっさんずラブ』は、男性同士の恋愛の中で萌えを提示するというよりは、男女の恋愛と同様に『恋愛ドラマを描く』を出発点とし、本作の女性プロデューサーが大学時代に同性の友人の世話になった際に感じた「なぜ彼女と結婚してはいけないのか」という気持ちから着想を得られたものであり、そこから「働く今どきの男女の恋愛観」や「『好き』や『結婚したい』という感情は何か」というテーマへと発展していった作品です。
同ドラマは、放送中より人気となり、2018年の「新語・流行語大賞」ベスト10選出をはじめ、日本国内で大きな反響を起こしました。また本作品のヒットは、ボーイズラブ作品が、主に実写ドラマなどで、メジャー化してゆくきっかけとなったといわれております。
海外 VOD 市場ではドキュメンタリー作品や映画祭上映作品などの「ニッチジャンル」を専門とするサービスが台頭しており、この新潮流は豊富な映画コンテンツを保有する日本の映画会社および映画製作者にとって海外展開の追い風となっています。
フィルミネーションは、今後も魅力ある日本映画・映像の発掘と海外展開の支援によって、日本の映画業界発展に貢献してまいります。
配信作品
『おっさんずラブ』(2023年2月23日配信予定)
『おっさんずラブ』は、2016年からテレビ朝日系列において放送されていたテレビドラマシリーズです。2016年12月31日に『年の瀬 変愛ドラマ第3夜』として単発放送された後、「土曜ナイトドラマ」枠で2018年に第1シリーズ、2019年に第2シリーズが放送されました。
フィルミネーション株式会社について
フィルミネーションは、テクノロジーカンパニーです。「日本映画にひかりをあてる」ことをコンセプトに、日本映画・映像専門の海外向けオンラインマーケットを展開しています。日本初、唯一のサービスとして2020年よりスタートし、2021年9月時点でバイヤー登録する海外VOD会社が 100社を突破、同時に年間の販売作品数が250作品を越えました。これにより、『フィルミネーション』上で購入された日本映画の海外における総視聴者数はのべ1600万人にのぼります。2022年7月には日本のインディーズ映画を世界に向けて販売するビジネスモデルが評価され、クールジャパン・マッチングアワード2022において準グランプリを受賞いたしました。
dekkooについて