フィルミネーション、台湾発のVODサービスGilooに濱口竜介監督・酒井耕監督のドキュメンタリー映画『うたうひと』を提供
日本初、唯一のサービス(※1)として日本映画・映像専門の海外向けオンラインマーケットを展開するフィルミネーション株式会社(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:金丸洋明、以下フィルミネーション)は、台湾発のVODサービスGiloo(ギルー)に濱口竜介監督・酒井耕監督によるドキュメンタリー映画『うたうひと』を提供いたしました。
Gilooは、中国語圏をターゲットとした台湾で最大規模のVODサービスです。世界中の主要な映画祭で受賞した映画、ドキュメンタリー、長編映画、クラシック映画、アート映画などを提供しています。2017年には、80作品以上の長編ドキュメンタリー映画を独占配信する初のオンライン映画祭を開催した実績があり、動画配信だけでなく、映画レビュー・映画祭ニュースといった記事も提供するなど、映画ファンのための文化的なコミュニティを形成しています。
『うたうひと』は、監督作『ドライブ・マイ・カー』が第94回アカデミー賞で作品賞を含む4部門にノミネートされた濱口竜介監督が、2013年に酒井耕監督と共同製作したドキュメンタリー映画です。『なみのおと』『なみのこえ』に続く東北3部作の第3部にあたり、前2作が東日本大震災における被災体験の伝承という課題を描いたのに対し、本作では東北地方伝承の民話語りから得られた示唆をテーマとしています。本作は、世界三大ドキュメンタリー映画祭のうちのひとつである山形国際ドキュメンタリー映画祭2013でも上映されました。
海外 VOD 市場ではドキュメンタリー作品や映画祭上映作品などの「ニッチジャンル」を専門とするサービスが台頭しており、この新潮流は豊富な映画コンテンツを保有する日本の映画会社および映画製作者にとって海外展開の追い風となっています。
フィルミネーションは、今後も魅力ある日本映画・映像の発掘と海外展開の支援によって、日本の映画業界発展に貢献してまいります。
配信作品
『うたうひと』酒井耕・濱口竜介監督(配信中)
監督作『ドライブ・マイ・カー』が第94回アカデミー賞で作品賞を含む4部門にノミネートされた濱口竜介監督が、2013年に酒井耕監督と共同製作したドキュメンタリー映画。『なみのおと』『なみのこえ』に続く東北3部作の第3部にあたり、前2作が東日本大震災における被災体験の伝承という課題を描いたのに対し、本作では東北地方伝承の民話語りから得られた示唆をテーマとしている。本作は、世界三大ドキュメンタリー映画祭のうちのひとつである山形国際ドキュメンタリー映画祭2013でも上映された。
フィルミネーション株式会社について
フィルミネーションは、テクノロジーカンパニーです。「日本映画にひかりをあてる」ことをコンセプトに、日本映画・映像専門の海外向けオンラインマーケットを展開しています。日本初、唯一のサービスとして2020年よりスタートし、2021年9月時点でバイヤー登録する海外VOD会社が 100社を突破、同時に年間の販売作品数が250作品を越えました。これにより、『フィルミネーション』上で購入された日本映画の海外における総視聴者数はのべ1600万人にのぼります。2022年7月には日本のインディーズ映画を世界に向けて販売するビジネスモデルが評価され、クールジャパン・マッチングアワード2022において準グランプリを受賞いたしました。
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