フィルミネーション、海外進出を目指す日本映画支援として
ガイエ協力のもとデジタル・プレイスメント広告企画をスタート
~AIRDO協賛によりシネマ映画.com上で3作品を公開~
日本初、そして唯一のサービス(※1)である日本映画・映像専門の海外向けオンラインマーケットを展開するフィルミネーション株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:金丸洋明、以下フィルミネーション)はこのたび、日本人若手映画監督・海外進出を目指す日本映画支援として、カカクコムグループの株式会社ガイエ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:枝澤秀雄)の協力のもと、デジタル・プレイスメント広告企画を開始いたします。
デジタル・プレイスメントについて
プロダクトプレイスメントは、テレビドラマや映画の劇中で、小道具や背景に企業の商品やロゴを映り込ませることでPRする広告手法です。ただ、この方法は、テレビドラマや映画撮影時に入れ込まなければならない為、商品貸し出しをする必要があり、撮影後にテレビドラマや映画が公開されるまでの期間中に新しい商品が出てしまうという問題が発生する点など、いろいろとスケジュール面の調整作業や懸念点がありました。
この課題を解決すべく、この度、デジタル・プレイスメント広告を日本にて推進している株式会社ガイエ協力のもと、デジタル・プレイスメント専門会社英Mirriad社の特許技術を活用した、実現困難とされてきた「ロゴ、商品をオンデマンドで映像に入れ込むデジタル・プレイスメント」という新しい手法によるプロジェクトがスタートいたします。
このデジタル・プレイスメントのテクノロジーによって、映像収録後でも商品画像さえあれば、後付けで映像内に入れ込むことができます。また、AIの活用によりカメラの動き・背景・露出時間などを自動解析することで最適なプレイスメント箇所が提案され、プロダクトプレイスメント作業を数日間という短期間で行うことができます。視聴者、ユーザーの属性に合わせて、入れ込む商材を出し分ける、といったターゲットに合わせた配信も可能です。
この技術を活用することで、視聴者は広告に煩わされることなく映像を視聴することができ、また広告主は自然な流れで自社の商品情報を露出することが可能となります。最近では、有料動画配信サービスにおいて広告により新たな収益を得る取り組みも話題となっており、この手法を取り入れることで収益面も含め、若手映画監督や、海外進出を目指す日本映画支援を具現化することが可能となりました。
参加作品について
今回の企画に参加する作品は『ココロ、オドル』(岸本司監督)・『マイライフ、ママライフ』(亀山睦実監督)などの3作品で、いずれもフィルミネーションが厳選した、海外進出を目指す有望な若手映画監督作品です。2022年11月より2023年3月末まで、株式会社エイガ・ドット・コム・オンデマンドが運営する映画のオンライン配信サービス『シネマ映画.com』上で順次公開されます。
株式会社AIRDO 会社概要
株式会社エイガ・ドット・コム・オンデマンド 会社概要
株式会社ガイエ 会社概要
フィルミネーション株式会社について
フィルミネーションは、テクノロジーカンパニーです。「日本映画にひかりをあてる」ことをコンセプトに、日本映画・映像専門の海外向けオンラインマーケットを展開しています。日本初、唯一のサービスとして2020年よりスタートし、2021年9月時点でバイヤー登録する海外VOD会社が 100社を突破、同時に年間の販売作品数が250作品を越えました。これにより、『フィルミネーション』上で購入された日本映画の海外における総視聴者数はのべ1600万人にのぼります。2022年7月には日本のインディーズ映画を世界に向けて販売するビジネスモデルが評価され、クールジャパン・マッチングアワード2022において準グランプリを受賞いたしました。