『第16回 田辺・弁慶映画祭』フィルミネーション賞は
大西諒監督『はこぶね』に決定
日本初、唯一のサービス(※1)である日本映画・映像専門の海外向けオンラインマーケットを展開するフィルミネーション株式会社(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:金丸洋明、以下フィルミネーション)は『第16回 田辺・弁慶映画祭』のオフィシャルスポンサーとして映画界の新しい才能を支援しています。このたび、コンペティション参加作品の中から、海外展開において最も高いポテンシャルを持つ作品を選出する『フィルミネーション賞』の受賞作品が大西諒監督の『はこぶね』に決定しましたのでお知らせいたします。
受賞作の『はこぶね』は、漁協の合併を控えた港町で再会したかつての同級生、視力を失った西村芳則(木村知貴)と役者をする大畑碧(高見こころ)の交流を描きます。2019年から映画美学校で映画製作を学んだ大西諒監督は、本作が初の長編作となりました。
フィルミネーション賞として賞金10万円、副賞として英語字幕制作の補助金が授与されるほか、受賞作品の海外VODへのオンラインマーケット上での販売や、受賞監督の新作映画に対する投資も予定しております。
現在、全世界での映画配給本数における日本映画のシェアはEUで約0.9%・アジアで約1.7% (※1) と⾮常に低い状況にあります。この現状を打開すべく、2027年までに約17兆円にまで成長すると見込まれる(※2)海外VOD市場での展開を通して⽇本映画を世界に発信していきたいと考えております。
フィルミネーションは、今後も日本の若い才能の発掘と海外進出の支援によって、日本の映画産業発展に貢献してまいります。
田辺・弁慶映画祭 概要
フィルミネーション株式会社について
フィルミネーションは、テクノロジーカンパニーです。「日本映画にひかりをあてる」ことをコンセプトに、日本映画・映像専門の海外向けオンラインマーケットを展開しています。日本初、唯一のサービスとして2020年よりスタートし、2021年9月時点でバイヤー登録する海外VOD会社が 100社を突破、同時に年間の販売作品数が250作品を越えました。これにより、『フィルミネーション』上で購入された日本映画の海外における総視聴者数はのべ1600万人にのぼります。2022年7月には日本のインディーズ映画を世界に向けて販売するビジネスモデルが評価され、クールジャパン・マッチングアワード2022において準グランプリを受賞いたしました。