『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022』フィルミネーション賞は野村有志監督『さようなら』が受賞
日本初、唯一のサービス(※1)である日本映画・映像専門の海外向けオンラインマーケットを展開するフィルミネーション株式会社(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:金丸洋明、以下フィルミネーション)は『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022』のオフィシャルスポンサーとして映画界の新しい才能を支援しています。このたび、コンペティション参加作品の中から、海外展開において最も高いポテンシャルを持つ作品を選出する『フィルミネーション賞』の受賞作品が野村有志監督の『さようなら』に決定しましたのでお知らせいたします。
『さようなら』は、野村有志監督が2004年8月に旗揚げした1人演劇ユニット・オパンポン創造社の代表作である舞台劇『さようなら』の映画化作品で、淡路島の小さな工場で働く人々が、工場の社長が脱税した大金を隠し持っていることを知ったことから始まる逃亡劇と、その先に待つ新たな日常を描いたクライムムービーです。
フィルミネーション賞として英語字幕制作補助金10万円が授与されるほか、受賞作品の海外VODへのオンラインマーケット上での販売が決定しています。また、受賞監督の新作映画に対する投資も予定しております。
現在、全世界での映画配給本数における日本映画のシェアはEUで約0.9%・アジアで約1.7% (※1) と⾮常に低い状況にあります。この現状を打開すべく、2027年までに約17兆円にまで成長すると見込まれる(※2)海外VOD市場での展開を通して⽇本映画を世界に発信していきたいと考えております。
フィルミネーションは、今後も日本の若い才能の発掘と海外進出の支援によって、日本の映画産業発展に貢献してまいります。
フィルミネーションについて
フィルミネーションは、テクノロジーカンパニーです。「日本映画にひかりをあてる」ことをコンセプトに、日本映画・映像専門の海外向けオンラインマーケットを展開しています。日本初、唯一のサービスとして2020年よりスタートし、2021年9月時点でバイヤー登録する海外VOD会社が 100社を突破、同時に年間の販売作品数が250作品を越えました。これにより、『フィルミネーション』上で購入された日本映画の海外における総視聴者数はのべ1600万人にのぼります。
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022 概要