日本映画・映像専門の海外向けオンラインマーケット フィルミネーション 海外映画ファン向けYouTubeチャンネル「Japanese Cinema Vibes」を開設

22.1.13

フィルミネーション株式会社(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:金丸洋明、以下フィルミネーション)はこのたび、日本映画・映像専門の海外向けオンラインマーケット『フィルミネーション』で提供されている日本映画および動画を紹介する海外にいる日本映画ファンに向けたYouTubeチャンネル「Japanese Cinema Vibes(ジャパニーズ・シネマ・バイブス)」を1月13日に開設しました。

Japanese Cinema Vibes(ジャパニーズ・シネマ・バイブス)

FILMINATION Japanese Cinema Vibes Youtube チャンネル

今回開設された フィルミネーションの YouTube チャンネル「Japanese Cinema Vibes」では、フィルムキュレーターであるアラン・マクレーンがホストを務め、フィルミネーションで提供している日本映画の中からピックアップされた作品の見どころを海外の映画専門家からの視点でご紹介します。全編英語でのご紹介ではあるものの、日本語による字幕でもお楽しみ頂けるため、国外の映画ファンの視点を理解したい方にもお役立て頂けます。

「Japanese Cinema Vibes」では、宇賀那健一監督の「転がるビー玉」をはじめ、天野千尋監督の「ミセス・ノイズィ」、佐向大監督の「教誨師」、枝優花監督の「少女邂逅」など、感性溢れる新進気鋭の映画監督による幾つかの作品を順次ご紹介していきます。また、開設を祝して、自らのアイデンティティーに戸惑い、苦しむハーフの若者たちを映し出した「WHOLE」の作品紹介と共に川添ビイラル監督のインタビュー動画なども投稿予定です。

フィルミネーション株式会社代表取締役の金丸洋明は次のように述べています。
「現在、全世界での映画配給本数における日本映画のシェアはEUで約0.9%・アジアで約1.7% (※1) と⾮常に低い状況にあり、日本の映画産業にとって海外市場への進出は喫緊の課題となっています。今後は海外の映画ファンに向けて直接訴えかけられる YouTube を通して、より広い層に日本映画の魅力を伝えていきたいと考えています。フィルミネーションは、今後も日本映画の海外進出を後押しすることによって、日本の映画産業発展に貢献してまいります。」

フィルミネーションは海外100社以上のVODのバイヤーに一斉にアクセス出来るだけではなく、航空機内で上映される映像コンテンツ(IFE) や国際交流基金ロサンゼルス支部主催の無料上映会JAPANEMA への作品提供、日本の映画人とハリウッドをつなぐ目的で発足した映画祭であるJAPAN CONNECTS Hollywoodへの協賛など、海外における上映会などへの日本映画の提供などを通じて、海外の映画ファンが日本の映画、映像コンテンツに触れる様々な機会を創出し、日本映画の海外における認知向上に取り組んで参りました。新たに海外のキュレーター観点で日本映画を取り上げて紹介するYouTubeチャンネルを開設する事で、YouTubeの巨大なリーチを活用してより日本映画へのより深い理解の醸成、興味関心を喚起し海外において新たな日本映画ファンの掘り起こしも目指して参ります。

(※1) 出典:外務省大臣官房文化交流・海外広報課:映画産業の海外展開に関する検討会議

アラン・マクレーンについて

メキシコとアメリカを拠点とし、映画業界で15年の経験を持つ映画キュレーターであり、映画祭などのプログラム・ディレクターを務める。2020年にはThe Art Of Brooklyn Film Festivalのゲストディレクターに任命される。現在は、テキサス州オースティンで開催されるCine Las Americas国際映画祭のフィルムプログラムアソシエイトとして活躍中。

フィルミネーションについて

フィルミネーション株式会社は、2019年に設立されたテクノロジーカンパニーです。「日本映画にひかりをあてる」ことをコンセプトに、日本映画・映像専門の海外向けオンラインマーケットを展開しています。2021年9月時点で 100社を突破し、同時に年間の販売作品数が250作品を越え、『フィルミネーション』上で購入された日本映画の海外における総視聴者数はのべ1600万人に上ります。

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