『第15回 田辺・弁慶映画祭』フィルミネーション賞は淺雄望監督『ミューズは溺れない』が弁慶グランプリとW受賞
日本映画・映像専門の海外向けオンラインマーケットを展開するフィルミネーション株式会社(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:金丸洋明、以下フィルミネーション)は『第15回 田辺・弁慶映画祭』のオフィシャルスポンサーとして映画界の新しい才能を支援しています。このたび、コンペティション参加作品の中から、海外展開において最も高いポテンシャルを持つ作品を選出する『フィルミネーション賞』の受賞作品が淺雄望監督の『ミューズは溺れない』に決定し、最高賞である『弁慶グランプリ』とW受賞となりましたのでお知らせいたします。
『ミューズは溺れない』は淺雄望監督による初の長編映画で、19年に撮影を開始し、コロナ禍での一時中断を経て、2年がかりで完成しました。美術部に所属するふたりの女子高校生の交流を通し、「見る/見られる」の関係性を描いています。
フィルミネーション賞として賞金10万円、副賞として英語字幕制作の補助金が授与されるほか、受賞作品の海外VODへのオンラインマーケット上での販売や、受賞監督の新作映画に対する投資も予定しております。
現在、全世界での映画配給本数における日本映画のシェアはEUで約0.9%・アジアで約1.7% (※1) と⾮常に低い状況にあります。この現状を打開すべく、2027年までに約17兆円にまで成長すると見込まれる(※2)海外VOD市場での展開を通して⽇本映画を世界に発信していきたいと考えております。
フィルミネーションは、今後も日本の若い才能の発掘と海外進出の支援によって、日本の映画産業発展に貢献してまいります。
作品紹介
淺雄望監督『ミューズは溺れない』
美術部に所属する高校生の朔子は、漁港で船のスケッチをしている最中に誤って海に転落。それを見ていた同じ美術部女子部員の西原が、「溺れる朔子の絵」を描いてコンクールで受賞。絵は学校に飾られるハメに。笑い者にされた朔子は、部屋に籠って「船」をモチーフとした造形物の創作を始める。しかし、思うような作品が作れない。そんなある日、朔子は西原から新作の絵のモデルを頼まれる。
フィルミネーション株式会社 概要
フィルミネーションは、テクノロジーカンパニーです。「日本映画にひかりをあてる」ことをコンセプトに、日本映画・映像専門の海外向けオンラインマーケットを展開しています。
田辺・弁慶映画祭 概要