フィルミネーション、松竹映画『GONIN』をミラノ発のVODサービスCHILI (チリ)に提供
日本映画を海外のVOD会社に販売するフィルミネーション株式会社(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:金丸洋明、以下フィルミネーション)は、イタリア・ミラノを拠点とするVODサービスのCHILI(チリ)に石井隆監督『GONIN』を提供いたしました。
『GONIN』はバブル崩壊で世間からはみ出してしまった五人の男たちが仕組んだ強盗計画の顛末を、石井隆監督がスタイリッシュな映像で描くバイオレンス・アクションです。
佐藤浩市・本木雅弘・竹中直人・ビートたけしなど豪華キャストを迎え、男同志の友情と連帯、そして現代を先取りした美しい“愛”の姿を描きました。
CHILIは、2012年にイタリア・ミラノで誕生したVODサービスです。毎月2~4万人の新規ユーザー獲得数を誇り、ヨーロッパの映画・TVシリーズを中心に、大手からインディーズまで約2万5000以上の作品が配信されています。イタリアでの事業成功を受け、イギリス・ドイツ・ポーランド・オーストラリアに事業拡大している運営会社のChili S.P.A.は、2017年に国際的なマーケティング調査会社・フロスト&サリバン社が選ぶthe European Entrepreneurial Company of the year を受賞しました。
CHILIでは『GONIN』のほか、松竹映画の国民的名作『二十四の瞳』・佐向大監督『教誨師』・松上元太監督『JKエレジー』が現在配信中です。
海外VOD市場ではアジア系作品のシェアが低い現状を変えようという動きが始まっており、国内外で高い評価を得てきた日本映画の有望な展開先となっています。
フィルミネーションは、今後も魅力ある日本映画の発掘と海外展開の支援によって、日本の映画産業発展に貢献してまいります。
[配信作品]
『GONIN』石井隆監督(7月1日より配信中)
バブル崩壊で世間からはみ出してしまった五人の男たちが仕組んだ強盗計画の顛末を、石井隆監督がスタイリッシュな映像で描くバイオレンス・アクション。佐藤浩市、本木雅弘、竹中直人、ビートたけしなど豪華キャストを迎え、男同志の友情と連帯、そして現代を先取りした美しい“愛”の姿を描いた。
『二十四の瞳』木下恵介監督(7月1日より配信中)
瀬戸内海に浮かぶ小豆島を舞台に、女性教師と12人の子どもたちの交流を抒情的に綴った木下恵介監督の国民的傑作。日本が第二次世界大戦に突き進んだ歴史のうねりに否応なく飲み込まれていく女性教師と生徒たちの苦難を通して戦争の悲劇を描く。壷井栄による原作を監督自ら脚色し、第12回ゴールデングローブ賞外国語映画賞、1954年度キネマ旬報ベスト・テン第1位など数々の栄誉に輝いた。
『教誨師』佐向大監督(3月10日より配信中)
6人の死刑囚と教誨師(服役中の囚人に対して、過ちを悔い改め徳性を養うための道を説く者)の男との対話を描いた人間ドラマ。2018年に急逝した大杉漣の初プロデュース作にして最後の主演作となった。
『JKエレジー』松上元太監督(3月10日より配信中)
地方の女子高生が逆境にもめげず力強く生きる姿を描いた本作は主演の希代彩が米・スラムダンス映画祭で優秀演技賞を受賞する快挙を成し遂げた。
フィルミネーション株式会社 概要
フィルミネーションは、テクノロジーカンパニーです。
「日本映画にひかりをあてる」ことをコンセプトに、日本映画・映像専門の海外向けオンラインマーケットを展開しています。
CHILI 運営会社概要