フィルミネーション、パリ発クラシック作品専門VODサービス LaCinetek(ラシネテク)に松竹映画の国民的名作『二十四の瞳』を提供

21.07.01

日本映画を海外のVOD会社に販売するフィルミネーション株式会社(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:金丸洋明、以下フィルミネーション)は、フランス・パリを拠点とするクラシック作品専門VODサービスのLaCinetek(ラシネテク)に木下恵介監督『二十四の瞳』を提供いたしました。

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2020年に松竹映画の100周年を記念して発表された「100年の100選」において、約5000本の松竹製作・配給作品の中から選りすぐりの100本のうちに選出された同作品は、瀬戸内海に浮かぶ小豆島を舞台に、女性教師と12人の子どもたちの交流を抒情的に綴った不朽の名作です。

壷井栄による原作を木下恵介監督自ら脚色し、第12回ゴールデングローブ賞外国語映画賞、1954年度キネマ旬報ベスト・テン第1位など数々の栄誉にも輝きました。

LaCinetekは、映画プロデューサーのアラン・ロッカが3人の映画監督(パスカル・フェラン、セドリック・クラピッシュ、ローラン・カンテ)とともに立ち上げたサービスで、20世紀に制作されたクラシック作品1400本以上を配信しており、月間約1万7000人の視聴者に利用されています。作品の選定は映画監督たちの協力によって行われており、これまでにマーティン・スコセッシ、アニエス・バルダ、黒沢清など95人の映画監督が参加してきました。

海外 VOD 市場では新作のみならずクラシック作品を専門とするサービスも存在感を見せており、映画史において重要な位置を占めてきた日本映画の有望な展開先となっています。

フィルミネーションは、今後も魅力ある日本映画の発掘・再発見と海外展開の支援によって、日本の映画産業発展に貢献してまいります。

[配信作品]

『二十四の瞳』木下恵介監督(7月1日より配信開始)

瀬戸内海に浮かぶ小豆島を舞台に、女性教師と12人の子どもたちの交流を抒情的に綴った木下恵介監督の国民的傑作。日本が第二次世界大戦に突き進んだ歴史のうねりに否応なく飲み込まれていく女性教師と生徒たちの苦難を通して戦争の悲劇を描く。壷井栄による原作を監督自ら脚色し、第12回ゴールデングローブ賞外国語映画賞、1954年度キネマ旬報ベスト・テン第1位など数々の栄誉に輝いた。2020年に松竹映画の100周年を記念して発表された「100年の100選」では、約5000本の松竹製作・配給作品の中から選りすぐりの100本のうちに選出されている。

フィルミネーション株式会社 概要
フィルミネーションは、テクノロジーカンパニーです。
「日本映画にひかりをあてる」ことをコンセプトに、日本映画・映像専門の海外向けオンラインマーケットを展開しています。

会社名:フィルミネーション株式会社
代表者:金丸洋明
所在地:神奈川県横浜市
設立:2019年1月
お問い合わせ:こちらまでお問い合わせください。

LaCinetek 概要

会社名:LaCinetek
創設者:Pascale Ferran/Cédric Klapisch/Laurent Cantet/Alain Rocca
所在地:La Cinémathèque des Réalisateurs, 18 rue de Douai, 75009 Paris
サービス開始年:2015年
URL:https://www.lacinetek.com/