フィルミネーション、公共図書館・教育機関向けVODサービスKanopyに『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』『天然☆生活』など日本映画7作品を提供
日本映画を海外のVOD会社に販売するフィルミネーション株式会社(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:金丸洋明、以下フィルミネーション)は、公共図書館・教育機関向けVODサービスKanopy(キャノピー)に日本映画7作品を提供いたしました。
Kanopyは、米サンフランシスコを拠点とする公共図書館・教育機関向けのVODサービスです。世界中の4,000を超える図書館と提携しており、国際映画祭の受賞作やアカデミック作品を中心に、3万本以上の映画を配信しています。利用者は、図書館カードや教育機関のログイン情報を使用して無料で作品を視聴することができます。
Kanopyでは5月25日より、細川徹監督『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』、永山正史監督『天然☆生活』が配信開始となります。
『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』は作家のヒキタクニオが自身の体験を綴ったエッセイを映画化。男性不妊という問題を乗り越えようとする年の差夫婦の姿を描き、主人公を本作が映画初主演となった名バイプレイヤーの松重豊が、妻を北川景子が演じました。
『天然☆生活』では、叔父から受け継いだ田舎の一軒家に住む50歳の独身男のもとに、東京から田舎暮らしに憧れて移住してきた一家が訪れたことから起こる騒動を『トータスの旅』で2017年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭グランプリを受賞した永山正史監督が描いています。
また、7月からは高島優毅監督『VR職場』・松上元太監督『JKエレジー』・永山正史監督『トータスの旅』・竹中貞人監督『虎穴にイラズンバ』、8月24日からは川添ビイラル監督『WHOLE』が続々配信開始となります。
海外VOD市場では個人視聴向けのみならず、公的機関向けのVODサービスも存在感を見せており、豊富な映画コンテンツを保有する日本の映画会社および映画製作者にとって有望な展開先となっています。
フィルミネーションは、今後も魅力ある日本映画の発掘と海外展開の支援によって、日本の映画産業発展に貢献してまいります。
配信作品
・『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』細川徹監督(5月25日より配信開始)
作家のヒキタクニオが自身の体験を綴ったエッセイを映画化。男性不妊という問題を乗り越えようとする年の差夫婦の姿を描き、主人公を本作が映画初主演となった名バイプレイヤーの松重豊が、妻を北川景子が演じた。
・『天然☆生活』永山正史監督(5月25日より配信開始)
叔父から受け継いだ田舎の一軒家に住む50歳の独身男のもとに、東京から田舎暮らしに憧れて移住してきた一家が訪れたことから起こる騒動を「トータスの旅」で2017年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭グランプリを受賞した永山正史監督が描いた。
・『VR職場』高島優毅監督(7月より配信開始)
ニートの就職支援用ゲーム「VR職場」でAIキャラクター「岩城課長」によるプレイヤーへの嫌がらせというバグが発生する、という近未来の日本における労働問題をテーマにしたコメディ。第3回 渋谷TANPEN映画祭で最優秀賞を受賞。
・『JKエレジー』松上元太監督(7月より配信開始)
地方の女子高生が逆境にもめげず力強く生きる姿を描いた本作は主演の希代彩が米・スラムダンス映画祭で優秀演技賞を受賞する快挙を成し遂げた。
・『トータスの旅』永山正史監督(7月より配信開始)
妻を亡くした男と反抗期の息子、ペットの亀の旅を描いたロードムービー。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017ではコンペティション部門グランプリ、第10回田辺・弁慶映画祭では主演の木村知貴が男優賞を受賞した。
・『虎穴にイラズンバ』竹中貞人監督(7月より配信開始)
40年前の学生運動で知られる寮に住む学生たちが、有名になりたいがためにメディアの取材を受けてしまい、嘘の学生運動を始めてしまうというコメディ。
・『WHOLE』川添ビイラル監督(8月24日より配信開始)
ふたりの青年の出会いと旅を通してハーフの日本人のアイデンティについて描いた本作は、北米最大の日本映画祭であるJAPAN CUTSに正式招待されたほか、2019年 大阪アジアン映画祭でJAPAN CUTS Award スペシャル・メンションを受賞した。
フィルミネーション株式会社 概要
フィルミネーションは、テクノロジーカンパニーです。
「日本映画にひかりをあてる」ことをコンセプトに、日本映画・映像専門の海外向けオンラインマーケットを展開しています。
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